A-2 REAL McCOY’S

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50代以上の方で古着のレザーアイテムと言われて真っ先にイメージするのは、第二次世界大戦時に米空軍が着用したA-2フライトジャケットが真っ先に上がるのではないでしょうか。古着に興味がなくA-2はという名は知らなくてもこのA-2をモチーフにしたレザージャケットは世に溢れており、襟付き、肩エポレット、左右のフラップポケットの革ジャンの形はどこかで見たことがあるのではないでしょうか。

2010年以降はライダースジャケット人気に押されてミリタリー系のレザージャケットは一時期ほど見なくなりましたが、モチーフを真似たデザインのレザージャケットをはじめ復刻ものや当時の仕様をリアルに再現したものなどその種類は多岐に渡り眼にする機会は多いと思います。

A-2フライトジャケットについて簡単に説明すると1931年に米陸軍航空隊が夏季シーズン用に正式採用したフライトジャケットになります。スティーブマックイーンが映画大脱走で着用していたのでなんとなくのイメージはあるのではないでしょうか。同様に襟がボアとなったG-1ジャケットと、極寒地仕様のB-3とともにミリタリー系のレザーアイテムの王道とも言えます。

元々軍支給の本物のミリタリーウエアなので、古着で出回る当時のものはプレーンなものは少なく、階級章やワッペンなどが付けられたものや背中にペイントがなされたものなどを良く見かけます。(有名なものではブラッドチットなど)古着としては非常に魅力的ですが、普段着用するとなるとなかなか着こなすのが難しいアイテムです。(独特の雰囲気があり現代ファッションとして考えると愛好家の方以外は難しいでしょう)

私が愛用しているのはREAL McCOY’SさんのA-2になります。アメリカの古着を愛し様々なアイテムを現代に蘇らせている研究熱心なブランドなので当時の本物の作りを参考に品質を上げて現代的にしています。素材はオリジナル同様ホースハイドを使用していますが革の品質も良くリブの素材や縫製なども非常に丁寧に仕上げています。
商品タグも本物を研究しているので自然であり記載されたReal McCoyが当時のコントラクター(米軍指定の納入業者)と言われてもわからないクォリティと遊び心が効いています。

はじめに

普段革ジャン(現代ではレザージャケットと呼ばれています)を着る機会はあまりないのですが、たまに革ジャンを着たくなる事があります。そんな時に気軽に手に取り羽織る事が出来るのが今回紹介するA-2 フライトジャケットになります。

私の所有しているA-2 フライトジャケットは、REAL McCOY’SさんのA-2 フライトジャケットになります。本物のA-2を徹底的に研究して、革素材や縫製、リブの処理などのクォリティを上げ、現代においても無理なく着れるよう様々な工夫がなされています。A-2が持つスタイルやフォルムの原型を崩さないでクォリティを上げている非常に優れたアイテムなので今回紹介したいと思います。

気軽に着れると書いていますが、新品状態はホースレザーの特性上非常に硬く着心地は良いとは言えません。革を馴染ませるためにある程度着込まないと革が柔らかくなりません。新品の革ジャンの儀式であるとにかく着て身体に馴染ませるというプロセスを経て普通に着用出来るようになります。このようなプロセスも楽しめるアイテムです。

前記事で紹介したブルネロクチネリのような着心地の良さはありませんが、革製品の面白さに自分の身体に馴染むと不思議と着心地が良くなります。生地の軽さや柔らかさとは無縁のアイテムですがどこか自分にあったものを着こなす楽しみがあります。


おじさんの革ジャン

友人と革ジャンについて話をした中で出てきた話ですが、ミリタリー系の革ジャンて、割と普通に着ていたんだけど40代超えて体が崩れたあたりから着るとおじさんの革ジャンになるのでだんだん着なくなるんだよねと言う話題が出てきます。

なんとなく言わんとしている事が理解出来ます。後輩がG-1を愛用しており、久々にあった際G-1を着ていたのですが若い時のスリムな体はなく、合わせたジーンズも身体にあっておらず、履いていた靴も愛用していたJMウエストンのゴルフですがなんとなく野暮ったく見えてしまいます。

後輩には失礼ですが話題に出たおじさんの革ジャンになっています。この後輩もG-1が好きで愛用しているけど歳をとってなんとなくおじさん臭くなっているので上手く着る方法はないかと相談されます。

そのような状況があり、私も久々にミリタリー系の革ジャン着てみようかなと思い、ここで話題に上がった友人と後輩におじさんの革ジャンにならない宣言をします。そのような宣言をしたので何を着るかを考えます。

G-1やB-3のボアは暖かいけどシルエットが膨らみやすく、私もおじさんの革ジャンになるのではと考えてしまいます。A-2なら着丈も短く、身幅もそれほど膨らまないのでシルエットは綺麗に収まるのではと考えA-2が候補に上がります。

REAL McCOY’S

どのようなA-2を着るか考えます。私自身、古着は大好きでオリジナルアイテムには特別なリスペクトがあります。Fake aさんにオリジナルのA-2がありましたので見せていただくと所謂ブラッドチットのペインティングがあり、ヴィンテージアイテムの価値はすごく高いのですが、いざ私が着て似合うか?と問われると微妙(それなりに着こなせるとは考えますが、いつどこでこれを着ると考えると候補から外れます。ものは素晴らしいのでファッション関係者で古着に関わり、日常的に原宿界隈に顔を出すような立場であればありかなと思います)

Fake aさんを出て、明治通りを渋谷方面に歩くと、REAL McCOY’Sさんの店舗があります。REAL McCOY’Sさんは25年近く前に代官山にあった事を覚えており一度チノパンを見にいった覚えがあります。古着の復刻版なんかを積極的にしていたイメージがあったのでA-2もやっていたような記憶があり覗いてみます。

25年前に入ったREAL McCOY’Sさんの店舗の詳細は覚えていませんがなんとなくアメリカのお店のような雰囲気はあり過去の記憶と現在見た店舗の雰囲気がシンクロして妙に懐かしい思いがします。

A-2も展開しており、ベーシックなものから柿渋で染めた少し明るいブラウンのものなど特別なアイテムも展開されています。A-2以外にもBucoのライダースジャケットやサーマルTシャツなど非常に興味深いアイテムがたくさんありしばらく色々なアイテムを見せていただきます。

A-2はベーシックなものを選び試着させていただきます。スタッフの方からサイズは40ないし38が良いのではないかと提案され、真冬に着込むなら40、真冬を避け着膨れしないような着方なら38が良いと助言をいただきます。ここでA-2の成り立ちを聞き、米陸軍航空隊の夏季のユニフォームであることを初めて知ります。またモチーフは初期のモデルであることも教えていただきました。

私の体格であれば38の方がスッキリしているので、38を選びます。A-2に合わせるブーツとしてベアヘッドのワークブーツと中に着るサーマルTシャツも一緒に購入します。

REAL McCOY’Sさんは古着やミリタリーのウエアを長年扱い、研究熱心なので、A-2も非常にこだわった形で展開しています。販売しているA-2の作りの良さは当たり前で、スタッフの方が言っていたのですが、古着のA-2によくあるリブが虫食いされてしまうといったことも素材を含めて復刻しているのでかなり少ない確率ですが起こりえるとのことでもし虫食いが起きた時の修理も対応していることも教えていただきました。

ポイントはサイジング

REAL McCOY’SさんでA-2を購入し、私はジーンズが好きなので、A-2も501XXや101Zを合わせて、A-2と一緒に買ったワークブーツを合わせてインナーにサーマルTシャツを着ます。このスタイルでも、前記したおじさんの革ジャンにはなりません。この理由を考えてみます。

おじさんの革ジャンになる最大の原因は身につけるアイテムのサイジングとシルエットであるのでは?と考えます。A-2は肩幅身幅着丈ともに私のジャストサイズでシルエットはスッキリします。

ボトムに合わせる501XXはジャストサイズ、ウエストが30インチレングスが32インチと少し長めですが、ヒールの高さがあるワークブーツと合わせるので裾を折らずに着ることが出来ます。101Zも同様でウエストは30インチ長さは33インチですが裾を折らずに着ることが出来ます。

今回はA-2ですがミリテリー系の革ジャンをおじさんの革ジャンにしないポイントは

  • A-2も合わせるボトムもサイジングに気をつける事
  • サイジングは、なるべく身体にあったものを選び全体のシルエットを整える事
  • ボトムの長さを少し長めにしてヒールのある靴を選びなるべくレングスの長さを出せるようにする事
  • 合わせる靴は出来ればブーツを合わせるとバランスが良く、色はA-2と合うダークブラウンが良い事
  • インナーはA-2から出ない事(A-2がタイトなのでインナーがA-2より長いとバランスが崩れます)

後輩のG-1の着方がおじさんの革ジャンになっていたのは、ボトムのジーンズがストレートながら丈が中途半端で靴下が少し見えてしまっています。またサイズも少し大きく微妙な太さも原因となっています。ジーンズはサイズを合わせて丈を少し長めにする事で解決しそうです。このジーンズの中途半端なレングスが折角の靴を台無しにしています。

あとゴルフの色が黒なのでダークブラウンのG-1ならダークブラウンの靴を履いた方が収まりは良いです。肝心のG-1の着方ですがファスナーを上まで止めて着てしまっていることも野暮ったさの原因になっていますので寒ければ、マフラーかストールを巻いて、ファスナーを上まで上げないなどに気をつけるだけでおじさんの革ジャンにはならない事がわかりました。

後輩に私がA-2を着て後輩の着方の修正点をそれとなく伝えると納得しています。若い時はバーニーズで買い物をしていた後輩なのでそれなりにファッション意識は高く、早速おじさんの革ジャンにならないように着こなしを変えていきます。

A-2 を上手く着こなす難しさ

ここ数年ジーンズメインでほぼジーンズ以外のパンツは履いていなかったので今年はジーンズ以外のパンツをなるべく取り入れようと考えています。今年は別記事で履いているワークパンツや前記事でも履いた5ポケットのコットンパンツを積極的に履いています。

5ポケットのコットンパンツはVisvimのパンツで、ブランドイメージであるオーバーサイズ気味のシルエットではなくタイトなシルエットであり、股上もローライズまではいきませんが、昨今のパンツに見られる深い股上ではありません。Visvimも素晴らしいメゾンで古着や服飾史への深い理解から扱う服の製造プロセスが非常に面白く伝統的な工芸手法を用いるなど社会性も高いです。

Visvimの5ポケットのコットンパンツが501XXや101より細めのシルエットであり、色も薄いベージュですのでこのパンツとA-2を合わせて着ています。

A-2は軍用に作られた本物のミリタリーアイテムであり、結構ハードで男臭いアイテムです。このハードで男臭いアイテムをミリタリーパンツと合わせて着てもカッコ良いのですが、軍人は体格が違い、通常の日本人が真似をしても同じようにはなりません。

標準体型の日本人が着るならジャストサイズのストレートジーンズや細めのチノなどが収まりが良くなります。

A-2の難しさに、おしゃれであるなしは関係なしにA-2自体の癖の強さ(ものではなくイメージ)があり、A-2を身につけるとA-2を身につけた人になってしまいます。言葉が難しく上手く伝わらないかもしれませんが、A-2が着る人より前に出てしまうと言った方がわかりやすいかもしれません。

折角、歴史もあり優れたミリタリーアイテムであるA-2を着ても、人ではなくA-2着た人やおじさんの革ジャンにならないようにするにはそれなりにセンスが必要なアイテムでもあります。

REAL McCOY’SさんのA-2を購入したのが3年前であり当時の話を元に記事を書いていますが、今年A-2を着るならジーンズ以外のボトムと言うのがあり着用例のような形でA-2を楽しんでいます。

A-2の着こなし

今年は所有しているA-2などのアイコン化した復刻レザーアイテムを例年より着ようかと考えています。還暦も見えてきているので、少し大人っぽい形で着たいと考えています。その中で合わせる靴の選択がセオリーとは異なる選択をすると面白いと考えて、着用例では、ブルネロクチネリのスエードペニーローファーとジョンロブの茶のバロスを合わせています。(理由は簡単で、撮影時にブーツやスニーカーを忘れたと言うのが理由で手元にあった靴を履いたら意外と良かったと言うのが真相です。。。が怪我の功名のような形で発見できたのは幸いです)

ブルネロクチネリのスエードペニーローファーを合わせると、ピッティに出展しているアイテムのような現代的なイタリアンファッション的に纏まります。

面白いのが、ジョンロブのUチップであるバロスと合わせると、過去に作られたバロスのイメージが持つBCBG的な要素が出てきて現代イタリアファッション的なスエードローファーとの組み合わせより重心の低い格式のような雰囲気が出て、上品さが増すのは今回の撮影後に写真を見て気がつきました。

ジョンロブのバロスは2000年に購入したものなので、25年前の靴ですが、デザインを含め堅牢な作りゆえ状態も良く、良い靴は一生物であるという事が良くわかります。

A-2や合わせるパンツにニット帽とストールを足しただけのスタイルですが、組み合わせるアイテムによってA-2の癖を緩和することで、A-2のキャラクターが強く人の前に出ないので、前記したA-2を着た人にならないでまとめられます。

復刻版のA-2を着る意味

洗練されたレザーアイテムを着たいなら、昨今のトップメゾンや、ピッティに出展しているイタリアメーカーのモチーフアイテムを着るという選択もあります。このスタイルであれば元々のシルエットが現代的になっており誰が着てもスタイルが良く見える工夫がなされています。

デザインは似ていながら現代的にスタイリングをモディファイしておりオリジナルのホースハイドのような着難い硬さもありません。ほとんどはカーフかラムを使用しているため新品時から柔らかく着やすい事も特徴です。

ただ、オリジナルアイテムの持つ風合いや雰囲気は薄くなるのでどちらを選ぶのかは好みや着るシーンによって選択すると良いのではないかと考えています。

私的な意見ですが、A-2の復刻版で本物に近いアイテムってある意味現行のリーバイスの501と同じで、世に溢れるレザージャケットの原型の一つです。世に優れたジーンズが溢れていてもリーバイス501が持つ普遍的な魅力は変わらないどころか逆に輝いて見える事と共通しています。

これはおしゃれやスタイルという観点よりもう少し深層的な感覚ですが、昔からあるベーシックなアイテムを気負わずにカッコよく着ることも、トレンドに添いファッショナブルな服をカッコ良く着ることも選択種の一つであり、自分に合ったスタイルを楽しめば良いという答えでもあります。

前者はある種クラシックなスタイルでもあり多少の流行り廃りはあるかもしれませんが恐らく10年後でも成り立っているのはどちらかと聞かれたら普遍的なもので合わせた前者のスタイルなのではないかと考えています。後者は時代的な尖り方などを表現できるのでそのようなスタイルを求めるのであれば後者の選択をすれば良いと考えています。

私は前者を好んでいますが、ブルネロクチネリや別記事で着ているDiorなどを身につけるとトレンドに沿ったファッショナブルな服の底力を感じます。(アイテムは私が好む過度なトレンドを取り入れていないベーシックなものですがスタイリングは現代的)

以下に着用例の写真をいくつか紹介します。私がモデルさんのような優れたルックスではないので参考にならないですが、雰囲気は掴めるのではないでしょうか。


着用例

ニット帽、ストールをすることで、A-2のキャラクターが薄くなり洗練されたスタイルになります。ボトムは細めのベージュのパンツにスエードのライトなローファーを履くことで、ピッティ的な現代イタリアの雰囲気になります。写真ではわかり難いですがインナーにブルネロクチネリのウエスタンシャツをタックインして着ています。
後ろ姿も綺麗に見えるのは、A-2の短めの着丈が影響しています。トレンドを意識したトップメゾンのレザーアイテムほどではないのですが全身のシルエットを綺麗にまとめてくれます。
靴をスエードローファーから表革のUチップであるジョンロブのバロスに変えるだけで、重心が低い上質さが出ます。このスタイルで思い出す言葉にBCBGやプレッピーと言う80年代のファッショントレンドがあり、学生時時代の友人がジーンズにタッセルを合わせていたことを思い出しました。
25年前に購入したバロスですが、中庸なデザインと作りの良さ、堅牢さがあり、デザインから来る上質というより作りから来る上質という言葉が思い浮かびます。もともとカジュアルパンツよりもう少しフォーマルな着こなしの方がしっくり来る靴です。

元はもう少し明るいブラウンでしたが、クリーナーのクリームと靴クリーム(両方ともジョンロブのもの)を長年使用して手入れしたことで独自の色合いになっており非常に愛着があります。

A-2を紹介するつもりがミリタリー系のレザーアイテムをどう着るかというテーマになってしまいました。A-2にしろG-1にしろB-3にしろそれぞれ特徴があり非常に男性的な要素が強いアイテムであり、私もそうですが男性がどこか憧れるアイテムです。その個性の強さと、模倣されたアイテムの多さから逆に着こなすのが難しいアイテムになっています。

今回やりませんでしたが、センタークリースを抜いた細身のチノに、オーバーサイズではないスエットを着てその上にA-2を着て、コンバースなどのスニーカーを合わせても楽しめます。このスタイルは大脱走のスティーブマックイーンのイメージに近いスタイルになります。反則技ですが、このスエットをブルネロクチネリやロロピアーナのスエットを模倣したデザインのカシミアニットでまとめ、今回履いたジョンロブのバロスのようなカジュアルながら品の良い革靴を合わせると大人っぽい上質な着こなしが出来上がります。ブルネロクチネリのスエット風のカシミアニットは所有しているので機会があれば撮影してみたいと考えています。

ディテール

  • レザー: ホースハイド/タンニン鞣し、ピグメントフィニッシュ
  • ライニング: コットンブロード
  • フロントファスナー: 40sベル型、ニッケルメッキ
  • リブ: ウールリブ
  • 縫製糸: カタン糸(綿糸)

組み合わせ

  • レザージャケット : REAL McCOY’S
  • ウエスタンシャツ : Brunello Cucinelli
  • カシミアストール : Brunello Cucinelli
  • 5ポケットコットンパンツ : Visvim
  • 帽子(グレー) : LEUCHTFEUE
  • 時計 : Rolex Day Date (1803 1969)
  • サングラス : Oakley
  • ベルト : Brunello Cucinelli
  • 靴 : Brunello Cucinelli スエードペニーローファー
  • 靴 : JhonLobb バロス 2998ラスト

おわりに

元は知人のミリタリーレザーの着こなしの相談がきっかけで自身で購入したA-2ですが、着こなしの幅が広く非常に面白いアイテムであることを再確認しました。本来あまり気を使わずに着れるアイテムですが、普及率の高さとイメージ故におしゃれや洗練された着こなしをしようとすると急に難易度が上がるアイテムです。

若い方が着るのであれば好きなように着るだけでカッコよくなるアイテムですが、歳を経て着るとなると知恵を使わないといけないアイテムとも言えます。A-2に限らず革製品は素材的にハードに見えるアイテムであり、コットンやウール素材とは見た目も質感も異なり癖が強いため私も日常頻繁に着るアイテムではありませんでしたが、ボトムを少し変えるだけでまとまりが良くなり非常に着やすい事がわかったことも収穫です。

オリジナルの復刻アイテムなので、ホースハイドの硬さをまず馴染ませるのに時間がかかります。私は根気よく着ることで革がなじみ着やすくなっていますが、せっかちな方は、自宅で常時身につけるなど工夫をすると時間をかけずに馴染ませる事が出来ます。手入れはホースハイド用のオイルで有名なマスタングオイルを手で全体に塗布して少しおいた後から拭きすれば大丈夫です。

通常のアウターより手間がかかり、着心地も他のアウターほど良くないのですが、革製品の特徴である身体に馴染むという感覚がわかると愛着が湧きます。

男性はどこかでハードな革ジャンをカッコよく着てみたいという願望があるのではないでしょうか。A-2は米軍が正規に支給した本物のミリタリーアイテムであり、ハードなかっこよさを元々十分すぎるくらい持っています。そのイメージをコントロールすることを楽しみながら着こなすとA-2を活かせるのではないでしょうか。


Shop

今回紹介したA-2 フライトジャケットはREAL McCOY’S東京で購入しています。REAL McCOY’Sさんはミリタリーアイテムの復刻やライダースジャケットで有名なBucoの復刻などを行っており、非常に研究熱心であるので本物を超えた本物とも言えるクォリティで各アイテムを復刻しています。

アメリカのミリタリーの復刻が中心ですが、ワークウエアやデニムなども展開しています。アメカジで有名な古着アイテム全般とも言えるアイテムを復刻していますが、各アイテムに共通するのは一番カッコ良い年代のものをモチーフに復刻をしており、細部までこだわり、現代的な修正を入れながらオリジナルの雰囲気を崩さない工夫がなされています。

どのアイテムを選んでも非常にクォリティが高く、オリジナルを探すのが難しい古着のアイテムを新品状態から着ることができるアメカジやミリタリー好きには最高のお店です。アウターだけでなく、Tシャツやシャツ、ブーツやシューズ、デニムも展開しておりお店で扱うアイテムは、全て細部までこだわったクォリティなので、全身REAL McCOY’Sで揃えてもカッコ良く着こなせます。

非常に趣味性が高いアイテムなので、スタッフの方の知識も豊富でオリジナルアイテムの歴史や特徴などの話も参考になります。

私は、今回紹介したA-2フライトジャケット以外にBucoのJ-100やワークブーツも持っています。小物も着やすい生地の厚さのサーマルTシャツから、本物に近い生地が厚手のサーマルまで持っています。

レザーアイテムメインで購入していますが、N1などのコットンのアウターの復刻アイテムも素晴らしいので機会があれば着てみたいと考えています。ミリタリーやワークウエアがメインでカジュアルでありながら癖が強いイメージがありますが、素材の選択や作りの良さがあるので、歳を経ても楽しめるアイテムが揃う素晴らしいお店です。

REAL McCOY’S公式サイト

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