Boncoura66

Boncoura66
Denim&Botom

ヴィンテージジーンズを長年愛し、精通し、こだわりぬいて作った未来に渡すリアルヴィンテージ

Boncoura66
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はじめに

50代に入り、ファッション熱を再燃させるきっかけとなったBoncouraのジーンズ。Boncoura66の購入がきっかけで、ジーンズの面白さを再確認し、501XXなどを探し現在に至っています。ヴィンテージの501に精通し、良さも悪さも理解した事で理想のジーンズ作り上げたBoncouraのジーンズ。XXやシンチバックなどとともにラインナップされどんな服にも合わせやすく履きやすい定番テーパードライン”66”の紹介になります。


なんとなく購入したBoncouraのリジットデニム

40代後半から、ファッションに対しての興味が薄れ、両親の世話で地方に行く機会も多くなり、自然と楽なスポーツウエアで毎日過ごすような生活をしばらく続けていました。この時期ジーンズは普通に履いていますが、元々持っていたロンハーマンのストレートジーンズやAGのカットオフジーンズなどを履いて、夏は、UesのプリントTシャツや、ラコステのポロなどをローテーションで着ています。

最初は、楽なワンサイズ上のカットオフを購入

そんな中、夏に着る、無地のポケットTシャツを探します。セレクトが面白いお店を見つけお店に伺います。このお店が私の記事に良く登場するPost78さんになります。Post78さんで、キャンバーのポケットTシャツを色違いで選び購入します。店主と色々お話しながら並んでいる商品も面白いので色々見せてもらいます。

その中でカットオフデニムが何種類か並んでいます。持っているカットオフデニムがかなり痛んで来たので、カットオフデニムを店主に相談したところお勧めとの事で、Boncouraのリジットのカットオフデニムを購入します。

Post78さんの提案で、初めての購入は気楽に着れるようにとワンサイズ大きい32inchを購入します。リジットでデニムが縮みサイズが変わらないようにPost78さんでワンウォッシュと乾燥機をかけてくれています。店主からBoncouraの商品にまつわる色々な話を伺い、そのこだわりが面白く、Boncouraの商品に興味が湧いて来ます。購入したカットオフデニムはリジットデニムらしい質感と使い勝手の良さから購入したキャンバーのポケットTシャツと共に大活躍します。

元々ジーンズは大好きなので、秋冬シーズンのデニムもお勧めとの事で、秋口に入り、Boncoura66を購入します。店主からの提案で普段楽に履けるようにとテーパードラインの66でワンサイズ大きい32inchを選択します。最初はリジッドなので色移りや固さが多少気になりますが、履くほどに身体に馴染み非常に履き心地が良く使用頻度も高く大活躍します。色落ちとかあまり考えず普段使いで履いていますが、履く事でジーンズの面白さを感じて行きます。

リジットの66を履きジーンズの面白さを感じた事で私の悪癖ですが、ジーンズ熱が再燃し、オリジナルのLevi’s501の66やBig-E、XXに興味が湧いて来ます。興味が湧いたことからこれまで興味のなかった細かなディテールや生産時期やストーリーなど色々と調べ、履いてみたいオリジナルの501が見えて来ます。

その流れで501XXを探して購入します。501XXを購入する際、サイズ感にもこだわり、ジャストサイズの30inchを選びます。これまで、少しゆったりしたサイズを身につけていたのでジャストサイズの501は履きにくいのではと考えていたのですが、実際に履いてみると履き心地もスタイリングも良く私のジーンズのサイズ感が少し変わり、ワンサイズ大きいジーンズをゆったり履くよりジャストサイズのジーンズを履く習慣に変わります。

購入した501XXでヴィンテージジーンズの面白さにハマりその後、もう一本の501XXやLee101Zなどのヴィンテージジーンズを手に入れ愛用します。

ヴィンテージジーンズは状態を維持する事も楽しみの一つで、年月を経て絶妙な色味や風合いをなるべく維持するため洗濯はなるべくしない方が良く、汗で汚れる真夏には履く機会が減ります。その為、真夏に履くジーンズをいくつか購入しようと考えます。

その中で、Boncouraの32inchの66が良かったので、Post78さんに行きジャストサイズの30inchの66を試着します。試着をしたら、サイズもちょうど良く、元々綺麗なテーパードラインが、さらに足を綺麗に見せてくれます。サイズもバッチリなのでその場で購入します。

前置きが長くなりましたが、このような経緯で購入したのが今回紹介するBoncoura 66 となります。

細部にこだわりながら、サイズ感が良く誰でも楽しめるリアルヴィンテージ

最初に買った66の32inchは、あまり深く考えなかったのですが、リジットの色が良く、サイズ感もゆったりして非常に履きやすいジーンズでした。このジーンズを購入しジーンズ熱が出た事で501XXに興味が出て購入します。501XXを購入する際に得た細かなディテールなどの知識により、Boncouraの66の作りの良さとこだわりが見えて来ます。

Boncouraが素材のコットンからこだわる生地や古い編み機での製造工程、インディゴの色や染め、ステッチの入れ方や色使いでイエローとオレンジを使い分けたり、レザーパッチも本格的なレザーパッチをつけています。その他、ボタンやリベットなど細部にこだわりがあり全て専用のものを用意し、リスペクトするヴィンテージの501をBoncouraの視点で改良した新品で作るという作りへのこだわりが見えて来ます。

ジャストサイズのBoncoura 66を購入して履いてみると作りへのこだわりが昇華された形の良さが良くわかります。テーパードのラインが絶妙で、しわの入り方もデニムマニア的な色落ちの発想で考えられており、シワの入る位置がここに欲しいという場所に綺麗に入ります。

ファッション的な発想として、スタイリングも良く考えられており、視覚的に足が細く長く見える箇所に出るシワもも非常に良く計算されています。私の身長で、レングスもちょうど良く、ロールアップはしてもしなくても履けてどちらも非常にカッコよくまとまります。

ワンサイズ上でも、スタイリングが崩れず楽に履けて、ジャストサイズだと非常に綺麗なスタイリングにまとまります。この辺りの作りが、体型によってサイズが変わってもスタイリングが綺麗で、間口が広く誰でも本格的でヴィンテージの501の世界を新品から楽しめるように作られています。

私自身が、ヴィンテージのリジット(新品)は履いた事がないので、想像での話となってしまいますが、今回紹介したBoncouraのデニムは、もし、当時の新品のリジットデニムがあったらこんな感じなんだろうなといった事を考えて作られていて、何年か愛用して履いて行くことで、Levi’sのヴィンテージのような魅力的なエージングをして行く事を考えその楽しみを広く色々な方が楽しめるようにサイズ感やデザインまでこだわって作っています。

古着好きの憧れでもあり実現不可能であるヴィンテージジーンズの素晴らしいエージングを、Boncouraのデニムは、新品で購入し自分でヴィンテージジーンズのエージングを行い、自分だけのヴィンテージジーンズを作るという、古着好きが夢みる事を具現化出来る、夢のあるリアルヴィンテージとなっています。このことがジーンズに限らず私がBoncouraの商品を大好きな理由になります。

今回66を紹介していますが、XXも魅力的なので、別の機会で紹介出来ればと考えています。


着用例

まだ一回しか洗っていないので、ほとんど新品です。色落ちとかはこれからなので、履くことでいい風合いになったらまた紹介したいと考えています。

Boncoura66
Boncoura 66
Boncoura66
Boncoura66 ロールアップしないで履いています。
Boncoura66
Boncoura66
赤サブとの組み合わせ
Boncoura66
M43と合わせて
Boncoura66 M43などの古着との相性は抜群です。
インディゴの濃紺
Boncoura66
ジャストサイズ
Boncoura66

ディテール

  • 原綿の産地や配合、撚糸等紡績の部分へのこだわり
  • ピュアインディゴにこだわり限界まで濃色に拘った染色
  • 旧式のBONCOURA特別仕様力織機による機織りと生地部分から妥協無くのすべての行程をこだわり抜いて作り込まれたイケ綿デニム生地
  • ステッチはこだわりのオール綿糸縫製
  • 部位によってカラーや番手を替えて縫製
  • 革パッチにも勿論こだわり原皮から特殊な鞣しを施したディアスキンパッチ
  • ポケットの生地はBONCOURAオリジナルブロークンヘリンボーンスレキを使用
  • スレキ&腰ラベルにはヴィンテージタイプライターで制作されたスタンプが一つ一つ刻印
  • 釦やリベット等パーツも全て素材からこだわったオリジナルロゴ入りパーツを使用
  • パーツ自身も着用していく毎にエイジングを楽しんで頂けます。 
  • サイズ 30inch
  • ウエスト 76cm ヒップ 52cm 股上 28cm 股下 77cm

組み合わせ

  • スエットパーカー : CIOTA
  • フィールドジャケット : M43
  • Tシャツ(白) : Wasew
  • Tシャツ(黒) : TOM FORD
  • Denim : Boncoura 66
  • 帽子 : Fresh service
  • 時計 : Rolex Sub Mariner 1680(1972)
  • サングラス : Ray-ban WAYFARER 90’s(BAUSCH+LAMB)
  • ベルト : The Real Mccoy’s
  • 靴 : New Balance 1700

おわりに

私のジーンズ熱、ファッション熱を再燃させるきっかけとなった Boncora 66 テーパードデニム。ヴィンテージの501に対しての愛情と長年の愛用で精通し、良さも悪さも熟知し、ヴィンテージジーンズを新品から履きたいという古着好きの夢を具現化すべく細部まで徹底してこだわりながら、誰でも楽しめる寛容な作りで古着好きから、そこまでこだわりはないけどかっこいいジーンズを履いてみたいという方まで楽しめる優れたジーンズです。

購入して愛用することで、退色が進み、自分専用のヴィンテージデニムが出来上がる楽しみももあり、長く愛着を持ち楽しめる事もBoncora のジーンズの魅力です。ジーンズ以外の商品もアメリカ古着が好きならなるほどと唸るこだわりの作りで、私もBoncoraが展開する服の大ファンです。

今回、テーパードジーンズの紹介ですが、チノやスエットパーカー、フィッシャーマンズセーター、ホワイトデニムや、ブラックデニムも所有していますので、別の機会で紹介出来ればと考えています。


Shop

Boncoura 66 は、Post78さんで購入しています。
Post78さんは、服好きの店主がこだわった上質で、長く楽しめるアイテムを多数扱っていて私もここで良く買い物をします。また、買い物の際、服好きの店主とファッション談義をするのも楽しみになっています。

Post78

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