Boncoura Fisherman Sweater

Boncoura Fisherman Sweater CS-01

フィッシャーマンセーターの着こなし

今年は、これまでのデニムメインの服の着方以外に、ベージュや茶色を上手く使ったアイテムを着こなせればと考えています。今回紹介するカシミアのフィッシャーマンセーターは、ホワイトではありますが、所謂オフホワイトというよりベージュに近く、リラックス感のある絶妙な色となっていて、組み合わせやすいことから大活躍しています。

写真では伝わりにくいと思いますが、Boncouraのフィッシャーマンセーターは、密度の高い編み込みと、ニットとしてはかなり厚い作りなので、気温10度くらいまでは、下着とフィッシャーマンセーターだけで過ごせてしまいます。このような温度環境の時に、ベージュのパンツや、Boncouraが展開するカーキのチノトラウザーズを合わせて楽しんでいます。

ベージュのパンツや、チノトラウザーズを履くようになると、デニムでは合わせなかった、John Lobbの靴が大活躍します。私は3足の表革を使ったJohn Lobbが展開するダービーの靴と、スエードのブーツを1足愛用しています。ダービーの1足がタバコカラーのBarrosであり、スエードブーツがダークブラウンのLawryになります。他の2足のダービーは黒なので、スーツか、クリースの効いたもう少しフォーマルなパンツに合わせています。

今回、ボトムは、John LobbのBarrosとLawryを合わせています。バランス的にはBarrosがちょうど良いのですが、Lawryのスマートな形ながら、スエードで靴の存在を薄めたスタイルも捨てがたい魅力があります。

  • フィッシャーマンセーターの着こなしのコツは、フィッシャーマンセーターのみで快適に過ごせる気温で楽しむ事で、寒さを考え、アウターを用意するような環境では、フィッシャーマンセーターの厚さやボリュームを考慮する必要があり、少し難易度が高くなってしまいます。
  • 私は、フィッシャーマンセーターのみでは寒く、もう一枚アウターを重ねる必要がある場合、M65を重ねて着る事が多いです。これはM65のアームホールの太さが、フィッシャーマンセーターのアームの太さでも動きにくくならない事が大きいです。機会があれば、M65と合わせたスタイルも紹介したいと考えています。

以下に着用例の写真をいくつか紹介します。私がモデルさんのような優れたルックスではないので参考にならないですが、雰囲気は掴めるのではないでしょうか。

着用例

Boncoura Fisherman Sweater
フィッシャーマンセーターとVisvimのコットンパンツ

全身をベージュ系のトーンでまとめると非常に上品に纏まります。今年活躍の機会が多い、Visvimのジャーマンコーズを使った細身のコットンパンツに、John LobbのBarrosを合わせています。上着を着ていませんが、気温10度くらいまでならこれ一枚で大丈夫であり、動くと軽く汗ばんでくるほど暖かいです。

Boncoura Fisherman Sweater
フィッシャーマンセーターとBoncouraのチノトラウザーズ

Boncouraのチノトラウザーズを合わせています。ボンクラのチノトラウザーズの色味や質感が絶妙で、この組み合わせが中庸ながら一番着やすい組み合わせです。ボトムに合わせたJohn Lobbのバロスの茶色がちょうど良いアクセントになっています。

Boncoura Fisherman Sweater
Boncouraチノトラウザーズ

ボンクラのチノトラウザーズは、吊るしのままで裾のカットはしていませんが、レングスもちょうど良く、足を組んでも靴下が少し見える程度で肌が見えることはありません。

Boncoura Fisherman Sweater
フィッシャーマンセーターとBoncouraのチノトラウザーズ

上下Boncouraのアイテムで合わせていますが、一番まとまりが良いスタイルになります。チノトラウザーズは32inchと私の標準である30inchよりワンサイズ大きめですがそこまでワイドにはならず、綺麗なシルエットが出ています。

Boncoura Fisherman Sweater
Lawryを合わせます

ボトムをJohn Lobbのチェルシーブーツの定番、Lawryのダークブラウンスエードに変えてみます。スエードのマットな質感が足元の主張を一段控えめ抑えてくれるのでより洗練された感じになります。

Boncoura Fisherman Sweater
Boncouraのチノトラウザーズの丈がちょうど良いです。

チノトラウザーズの丈がちょうど良く脚を組んでも肌が見えません。ベージュにカーキ、マットなダークブラウンの色味は洗練された大人の雰囲気が出ます。この雰囲気はこれまで私がしてこなかったスタイルですが、今後少しづつ取り入れていきたいスタイルです。

Boncoura Fisherman Sweater
サイズは36を選択しています。

私のサイズは本来38ですが、フィッシャーマンの身幅が広いので36を選び少しタイトに着ています。

ディテール

  • カシミアフィッシャーマンセーター : カシミア100%
  • シェットランドフィッシャーマンセーター : シェットランドウール100%
  • シングルラグランスリーブ

両セーターとも毛を贅沢に使い目を詰めて編み込んでいます。

組み合わせ

  • カシミアフィッシャーマンセーター : Boncoura
  • シェットランドフィッシャーマンセーター : Boncoura
  • チノトラウザーズ : Boncoura
  • 5ポケットコットンパンツ : Visvim
  • 帽子(グレー) : LEUCHTFEUE
  • サングラス 黒 : 999.9
  • サングラス 茶 : Ray-ban WAYFARER 90’s(BAUSCH+LAMB)
  • ベルト : Hender Scheme
  • 靴 焦茶チェルシースエードブーツ : John Lobb Lawry
  • 靴 茶色Uチップ : John Lobb Barros

おわりに

大好きなアイテムながら、中々、着る機会を持てなかったフィッシャーマンセーターですが、私自身の服に対する考え方の変化により、着る機会が増えています。理由は様々ですが、服に適した温度で楽しめば良いという、ある種の割り切りが一番大きいと考えています。(気温に適した服の選択とも言えます。)

私自身も服の着方に、ある種の万能性を求めているところがあります。この万能性とは、真冬の朝、日中、深夜でも大丈夫な服を選ぶということであり、気温差が、5度から場合によっては10度以上も異なる環境でも大丈夫な服を選択しようとすると、最低気温である早朝の気温に合わせた服となってしまいます。

最低気温を基準に着る服を選ぶと、どうしても暖かいアウターが基本となってしまいます。このような服の着方は秋冬シーズンの基本でもあり間違えではありません。

このような服の着方では、ボリュームのある作りであり、アウターを着る事をあまり考えられていない、フィッシャーマンセーターの出番はありません。

Boncouraのフィッシャーマンセーターは、デザインや質感が好みで購入したのですが、私の冬の服に対する考え方が上記した万能性を基準にしていたため、購入からしばらくはあまり着る機会を持てていませんでした。

環境変化により、服のことも考えずにいた反動から、今年は少し服を着る事を楽しもうという意識が出てきています。しばらく時間を空けた事で、私の服に対する考え方が変わって来ています。

過去にはあまり考えた事のない、何処で誰と会うために服を選ぶという意識や、温度などの環境に合っていればOKで最低気温や最高気温だけを基準に服を選ばないことなど、これまでとは異なる意識で服を楽しんでいます。

この意識の変化により、着る機会のなかったフィッシャーマンセーターが大活躍しています。

Boncouraの服作りの基本に、新品時の良さだけでなく、購入後、時間をかけて服を育てていく事が強く意識されています。これは、デニムだけでなく、今回紹介する、フィッシャーマンセーターでも感じます。私自身、過去に購入したものは大事に扱っていて、20年以上前に購入したものでも普通に身に着けられるアイテムが結構あります。

Boncouraが展開するアイテムは、現在において着ていても素晴らしいのですが、20年くらい経ったら非常にに魅力的なエイジングをしているだろうとも考えています。

購入後、5年くらい、あまり着る機会のなかったフィッシャーマンセーターですが、私の心境の変化から、突然着る機会が増えています。元々、非常に頑強で、長年(歴史的には数百年というレベルでデニムより歴史が長いです。)人々に愛されて来たものなので、今後、愛用する時期と少し距離を置く時期というサイクルはあると思いますが、非常に長いサイクルで楽しめるなと考えています。

Shop

今回紹介したBoncoura Fisherman Sweaterは、Post78さんで購入しています。
Post78さんは、服好きの店主がこだわった上質で、長く楽しめるアイテムを多数扱っていて私もここで良く買い物をします。また、買い物の際、服好きの店主とファッション談義をするのも楽しみになっています。

Post78

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