白Tシャツを着よう gicipi GRANCHIO
作りのいいイタリア製のポケットTシャツ
はじめに
夏になると、ブルージーンズが多い私は白Tシャツを着る機会が多くなります。
普遍的な良い白Tシャツはないかと探して、これだと思い愛用しているクルーネックのベーシックな白Tシャツが、 イタリア製造のgicipi GRANCHIO ポケットT-Shirtになります。今回はこのTシャツを紹介したいと思います。
イタリアの下着のスタンダード
イタリアで1948年から下着を作っているgicipi社、自社一貫生産と、天然素材以外は使わないポリシーで高品質な下着を作り続けているメーカーです。今回紹介するGRANCHIOは細い糸を光沢の出るような加工をし糸表面のうぶ毛を取り除く処理をしているので、着心地が非常に良く、生地がしっかりしているのでよれにくい特徴があります。
シルエットは、ポケットTシャツなので少し大きめですが、大きすぎず適度なゆとりを持っています。生地に光沢があり、シルクっぽい質感を持っていますので、一枚で着ても上品にまとまりやすく、着心地もいいので夏の暑いシーズンTシャツ一枚で過ごすような時重宝する優れものです。
生地感は、別項で紹介したブルネロクチネリのTシャツに近いのですが、ブルネロクチネリのようなスタイルやフィット、突き詰めた快適さを求めていないので、もう少し楽にラフに着れるTシャツです。
生地感に光沢があり上品にまとまっているのでジャケットのインナーとして使っても楽しめます。
肩が少しドロップして、袖は太め、着丈はほどほどで渡りもほどほどという最近のルーズフィットすぎない形でサイズ感は CAMBERに近いのですが、CAMBERのヘビーウェイトで硬いのとは異なり、細い糸を撚っているのでCAMBERのスタイルを柔らかくハリのある気持ち良い生地で味わえます。
着用例
ディテール
- コットン100% 細い糸を光沢が出るように加工
- 身体のラインに対し少し余裕のあるレギュラーフィット
- 生地が柔らかくしっかりした生地、白Tシャツながら透けません。
- ネックの切り込みは普通
- 袖上普通、袖口のリブ普通、余裕あり。
- 着丈も普通
組み合わせ
- クルーネックTシャツ : gicipi GRANCHIO サイズ3
- Denim : Levi’s 502 60’s
- スニーカー : New Balance 1700
- 帽子 : 47(フォーティーセブン)
- 時計 : Rolex GMT Master 1675(1964)
- サングラス : TOM FORD
- ベルト : HTC
おわりに
ブルージーンズに白Tシャツの夏の定番スタイルに、CAMBERのようなシルエットで、生地感から上品で着心地の良いgicipi GRANCHIOを合わせる事で、Tシャツ一枚でも、インナーとして着ても、通常のコットンTシャツでは出来ない上質なスタイルが楽しめます。
柔らかく着心地もいいので、私の夏の定番となっています。私は白だけでなく、カーキと黒の三枚を購入してローテーションしながら楽しんでいます。今回ジーンズに合わせていますがショートパンツやミリタリーパンツ、チノなど相性が良く、パンツを選ばないので一枚持ていると重宝します。
Shop
gicipi GRANCHIOは、Post78さんで購入しています。
Post78さんは、服好きの店主がこだわった上質で、長く楽しめるアイテムを多数扱っていて私もここで良く買い物をします。また、買い物の際、服好きの店主とファッション談義をするのも楽しみになっています。