White Sole : Loro Piana

White Sole
Fashion

デッキシューズとして作られた、履き心地の良いモカシンシューズ

White Sole
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はじめに

ブルネロクチネリのスエードローファーを履いた事で、スエードのローファーの良さを再確認し、色々なスエードローファーを物色しています。今回紹介するロロピアーナのホワイトソールは、友人から紹介されてその良さに触れ、手に入れた素晴らしいモカシンスタイルのローファーになります。今回はロロピアーナのホワイトソールを紹介します。


高品質なデッキシューズ

ロロピアーナのホワイトソールは、リラックスした履きやすさで、元は、ロロピアーナ社のヨットクルーが、ヨットに乗る際に履くデッキシューズとして作られています。そのため、脱ぎ履きが非常にしやすく、私に勧めてくれた友人曰く靴紐を結ぶのが面倒でスニーカーすら面倒で履かない友人が愛用し、3足をローテーションするくらい気に入っているとの言葉から興味を持ち実際に履いたら非常にリラックスした履き心地で手に入れました。

購入の際、ロロピアーナのスタッフの方との会話の中で、言い方は悪いけど、小学校の時に履いた上履きだよねとの話になったのですが、ヨットクルーが履くので、海上で脱ぐ機会も多く、誰の靴かわからなくならないように靴底に、名前を入れる溝が用意されています。

そのあたりの作りも小学校の上履きと共通していますとのスタッフの方との会話が盛り上がりました。

私は、濃いめのブラウンを選びましたが、色は多数展開されています。ロロピアーナのホワイトソールはアンクルブーツの”オープンウォーク”とモカシンの”サマーウォーク”、エスパドリュールスタイルの”ベニスウォーク”など種類も豊富で、用途や好みに合わせて選ぶことが出来ます。

ホワイトソールの由来は、ヨットのデッキを汚したり傷つけないように、白のラバーソールを採用した事から来るのですが、靴底が白い為、通常の靴よりカジュアルなルックスと、白は夏場に重宝する色なので、ジーンズをはじめ、白のトラウザーズやショーツでも履けてしまう幅広い合わせが楽しめます。

Lee 101Z 50's
Lee 101Z 50’sと合わせています。

ディテール

  • アッパー : スエード
  • ソール : ラテックス
  • 色 : くるみ : ブラウン
  • イタリアにて素材加工から製造まで行なっています。
  • 色は多数ありますが、シーズンや時期により異なります。
  • メードトゥオーダー対応

おわりに

ジーンズに合わせるスエードローファーを探して手に入れた、ロロピアーナの”ホワイトソール”リラックスして履ける機能性に、セーリングスタッフの為に作られたストーリーがあり、その機能性の高さから、子供時代の上履きを連想してしまうほど(いかようにも使えてしまう機能性の高さゆえ)優れたモカシンシューズです。

ロロピアーナと言えば、生地商として有名で、高品質な生地と世界一のクォリティのカシミアやビキューナを連想し、高品質で高額な衣服のイメージがありますが、今回紹介したホワイトソールは高価ではありますが、頑張れば購入出来る価格帯ですので、カジュアルなスタイルでリラックスした革靴を履きたいと考えている方にお勧めのモカシンシューズです。


Shop

私のホワイトソールは、ロロピアーナ銀座店にて購入しています。お店の格式は高く、なかなか入り難い敷居の高さですが、入り口で要件を伝えると、スタッフさんがついてお店を案内してくれます。私はホワイトソールしか購入した事はないのですが、店内に陳列されているカシミアやビキューナのニットやアウターはこれ以上ない品質で、もう少し歳を経て、人生経験を積み、一生物として身につけてみたいと憧れるような品々が並んでいます。

実際に購入する際は、スタッフの方が親切に時間をかけて、丁寧に商品を案内してくれますので満足な購入体験を楽しめます。レディースラインや、ホームコレクションも充実していますので、奥様と銀座に行かれた際に立ち寄られてみたらいかがでしょうか。カシミアや、ビキューナのイメージが強いのですが、イタリアを代表する生地商なので、コットンやリネン、ウールを使った、コートやアウターの撥水加工なども非常に優れていてジャケットやスーツも機能性に優れた高品質なものを展開しています。

ビキューナの原毛を買い付け出来る生地商は、今回紹介している、ロロピアーナと、アニオナ(ゼニアの傘下)の二社しかないのですが、超一流の生地商であるロロピアーナとゼニアらしい逸話です。

ロロピアーナ公式サイト

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