Rolex GMT-Master(1675 1964)
ディテール
- GMT-Master 1675
- 年式 1964年
- ケース ステンレススチール
- ベゼル 青赤2トーン、24時間回転ベゼル ※両方向
- ブレスレット ステンレススチール 年代整合したスイスリベットブレス
- 風防 プラスチック風防(プレキシグラス)
- 文字盤 ラッカー塗装によるミラーダイヤル
- 24時間針 スモールタイプ
- 自動巻キャリパー 1570
気に入っている点
- 退色したベゼルの色合いが、同時代のヴィンテージギターなんかと同様の雰囲気
- 退色したベゼルの青赤の色合いがヴィンテージジーンズと合う事
- 通称ペプシと言われる青赤が501の青色とリーバイスの赤タグと共通だった事
- 古い色落ちしているジーンズ同様ベゼルの青が退色していたこと
- あまり考えてなかったのですが、24時間針が思いのほか便利だった事
- 他の世代より24時間針の矢印が小さいのがカッコよく見えた事
- 文字盤のラッカー塗装の劣化した雰囲気が良かった事
- 元々、パイロットウォッチが好きだった事
- 細かな理由は多々ありますが時計を手につけた時の雰囲気が良かった事に尽きます。
- 見に行ったお店がしっかりしていて、確かなものを扱っていた事
- お店の店長さんとの会話が楽しく為になり、このお店の商品を買いたいと感じた事
気になる点
- 現行の時計のカチッとした装着感に比べると、ブレスが緩んでいるので、緩い装着感
- 防水面も現行のような防水は期待出来ない事
- リューズが小さく、他のRolexに比べて、巻き上げがし難い事
- 以上の問題を考えても現行品にはない独特の雰囲気がありあまり気にならない事
などがあります。細かなディテールやムーブメントなど他の理由も色々ありますが、この辺りの情報は詳しく解説されているWEBサイトがありますので割愛します。
ベゼルに色があることで、ジーンズやミリタリーと相性も良くカジュアルなスタイル全般に相性抜群です。厳密なドレスコードを考慮するとスーツの時は別の時計となるのですが、スーツやジャケットとも相性は良く、意外といけてしまいます。
Photo Gallery
GMTマスターと501XXなどを組み合わせた写真ギャラリーになります。時計とファッションのコーディネートや購入のきっかけや参考になれば幸いです。
終わりに
今回、GMT Masterを紹介していますが、今後、合わせた服などの記事に登場しますので、GMT Masterに興味があり購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
Shop
私の購入したGMT-Masterは、原宿にあるアンティークコルリオーネさんにて購入しています。
90年代から、アンティークRolex,Tudorを扱っている老舗で、ものの目利きが素晴らしく、コレクター的な価値のあるものから、ファッションアイテムとして楽しめる、もう少し価格を抑えたものまで、品揃えが充実しています。こちらのお店がいいのは、昨今年式や型だけで値付けをしているようなお店が多々ありますが、状態を見極めて、例え、市場価値が高くても状態が良くないものについては、価格を抑え、良質な価値のあるものも適正な価格で販売しています。
アンティークコルリオーネさんの扱う時計の特徴に、文字盤や、マーカー、針といった時計の顔とも言える部分へのこだわりと目利きが凄く、綺麗なもの、エイジングが進んで雰囲気のあるものばかりで、扱っている時計どれをとっても手にした際に、非常にカッコよく、見ていると、いろんな商品に目移りしてしまいます。
商品はもちろんライフスタイル込みでの提案が出来るお店
イメージ的には、ちょっと敷居が高そうなイメージですが、スタッフさんが気さくで、色々な提案をしてくれます。また、雑談を交えて会話を楽しみながら時計をゆっくり見ることが出来ます。商品を見せてもらう際スタッフさんとの会話も面白く、ついつい長話をしてしまいます。
場所柄、ファッション関係のお客さんも多く、お店もオシャレですが、お客さんもおしゃれだったり尖ったかっこいい年配の方が多くおとづれています。
私のGMT-Masterと赤サブは、こちらの店長が選んでくれたのですが、店長のセレクトにハズレなしで状態と雰囲気が最高です。また、目利きの見るべきポイントなども会話に出てきますので非常に勉強になります。
余談ですが、ここのお店のお客さんは趣味人も多く、時計だけでなく、車、バイク、ヴィンテージギター、ヴィンテージカメラ、アンティーク家具、古着、サーフィンなどの話が良くされていてスタッフさんからもそんな趣味の話が出て、私も、好きなものの話が多いので、時計の話以上に趣味の話が多くなってしまいますが、そんな楽しみの出来る老舗のショップになります。