White’s Semi-Dress
501XXに合わせるブーツ
はじめに
私は、レングスが長めのジーンズを履いた時に、ブーツを合わせる事が多いのですが、一番使用頻度が高いのが今回紹介するWhite’sのSemi-Dressブーツになります。ヒールが高く、少し前傾気味の斜めになっていて、つま先立ちのような姿勢で履くので最初は違和感がありますが、背筋が伸びて姿勢が良く、足も長く見える非常に優れたブーツです。
作りが良く一度足に馴染むと手放せない一品
他のブーツと異なり、履いた感触がつま先立ちのような形になり、硬めのレザーと底の厚さから足が馴染むまでは、違和感がありますが、数日履くとすぐに慣れて来ます。硬かったレザーも馴染むとクタッと柔らかくなり非常に履き心地が良く、つま先立ちの形状から、履いた時の姿勢が良く、スタイルが良く見えます。
お店で推奨するサイズは、一般の靴のサイズより、ワンサイズからツーサイズ小さめのサイズを推奨しています。履き込んだ後に足に馴染んで来た際、緩くならないように考えられていて、店員さんがフィッテイングする際、あえてサイズを伝えずにフィッテイングするのですが、実際のサイズを聞いてびっくりします。
クロームエクセルレザーという、ホーウイン社の厚手の牛革を丁寧になめした皮を使っています。ホーウイン社はシェルコードバンが有名で、オールデンの革靴はホーウィン社の革で作られていて革製品や革靴が好きな方にはご存知の方が多いと思います。非常に上質な革を使っていますので耐久性が高く使うほどに足に馴染んで行きます。
グッドイヤーウェルト製法で、頑丈なアイリッシュリネンで縫っていて、底も暑く、ソールはビブラムソールを使っているので、革靴ながら、水の浸透を妨げる耐久性のある作りをしています。
機能優先で手間をかけ素材を厳選した商品なので、身につけた際の愛着度合いが非常に高いお勧めのブーツになります。私はレングスが長い501XXとLee 101Zを履く時に合わせています。
着用例
ディテール
- LAST:#55 E
- HEIGHT:5 INCH
- UPPER LEATHER:CHROMECXEL BROWN
- MID SOLE:SINGLE
- SOLE:VIBRAM #700STITCH:DOUBLE
- HARD WEAR:BRASS
- ※販売店記載の情報
好きな点
- 上質でタフな牛革でタフに作られた機能性
- ドレスシューズを元にしたラストで、ハードなだけではないスタイル
- 踵が高く、履いた際足が長く見えるスタイリング
- 革靴は雨の使用を躊躇いがちですが、雨を気にしないで履ける機能性
気になる点
- 下ろしたては革が硬いので、くるぶしや、親指の付け根あたりが痛いのですが数回履くうちに馴染み気にならなくなります。
- 踵の高い前傾姿勢で履くため、走ると少し違和感がある(このブーツを履いて走る事はほとんでないと思います。)
- 上記の点は些細な事で、足に馴染んでからの愛着感は高い優れた革靴です。
おわりに
レングスが長めのジーンズに合わせるブーツとして選んだWhite’s Semi-Dressブーツ。作りも素材も革製品好きのツボにハマり、使うほど愛着の出る優れた革靴です。雨でも経たらない頑丈さと機能性も持っていますので愛着のある一足を長く大事に使いたい方にお勧めしたい一品です。
SHOP
私のWhite’s Semi-Dressブーツは渋谷にあるストンプタウンさんで購入しました。記事にもありますが、White’sの靴を熟知したスタッフの方が、きっちりサイズ合わせをしてくれますので、後々足に馴染み、馴染んだ靴に愛着が持てるような形で靴を提案するので、長く愛着の持てるブーツをお探しの方にお勧めです。
ダナーや、レッドウィングも扱っていて、アメリカンスタイルの靴がお店に並んでいますので好みの靴やブーツを見つけられると思います。
オンラインショップもありますので、遠方の方はオンラインショップでも購入出来ます。
お気に入りの靴を、長く愛用できるようフィッティングをしてくれるので、出来ればお店に行って実際にフィッテイングをしてから購入した方が満足度は高いと思います。